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 2026年4月:扶養の「新常識」3点コラム

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2026年4月:扶養の「新常識」3点コラム

  • 「実績」から「契約」へ(社会保険)

これまでは「うっかり稼ぎすぎ」が扶養脱落の命取りでしたが、4月からは雇用契約書の内容が判定の主役。一時的な残業代増なら、即座に扶養を外されるリスクがぐっと減ります。

  • 高校生の子を持つ親は「手当」をチェック

所得税の扶養控除が38万円→25万円にダウン。増税分は「児童手当(月1万円)」でカバーする仕組みなので、申請漏れは絶対にNGです。

  • 「103万円」の枠が動く可能性

現在まさに「103万円の壁」の引き上げが議論の真っ最中。2026年度(令和8年度)改正の大きな目玉であり、

パート・学生アルバイトの働き方が根本から変わる可能性があります。

さらに詳しく、実務に影響する「手取り」のメカニズムを深掘りします。

目次

社会保険:130万円判定の「透明化」

2026年4月からの改正で最も大きいのは、「130万円の壁」の判定プロセスの変更です。

  • 変更前: 過去数ヶ月の給与明細を遡り、「直近3ヶ月の平均が10.8万円を超えたらアウト」といった、健保組合ごとの独自ルールが混在。
  • 変更後: 原則として「雇用契約書に書かれた想定年収」で判断

メリット: 「人手不足で今月だけフル回転した」という場合でも、契約自体が130万円未満であれば、扶養を維持しやすくなります。

「16歳〜18歳」の扶養控除縮小と増税額

高校生(16〜18歳)の扶養控除額が縮小されることで、給与から引かれる所得税・住民税が少しずつ増えます。

項目 旧制度 新制度(2026年〜) 差額
所得税の控除額 38万円 25万円 ▲13万円
住民税の控除額 33万円 12万円 ▲21万円

なぜこんなことをするのか?

「控除(税金を安くする)」から「給付(児童手当を配る)」へ、国が支援の形をシフトしたためです。

手取りベースでは、所得が高い世帯ほど控除縮小の影響を強く受けますが、

児童手当(年間12万円)があるため、年収1,000万円程度までの世帯なら実質プラスになる計算です。

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税制改正のトレンド:基礎控除の引き上げ

今、税理士業界で最も注目されているのが、「基礎控除」や「給与所得控除」の引き上げ(いわゆる103万円の壁の解消)です。

  • 背景: 最低賃金が全国平均1,000円を超えた現在、103万円という枠は「週20時間も働けない」ほど狭くなっています。
  • 予測: 2026年度改正でこの枠が例えば110万円や120万円に広がれば、**「もっと働きたいのに、税金のせいで働けない」**というジレンマが緩和されます。
  • 狙い: 最低賃金が上がり、少し働くだけで103万円を超えてしまう現状に対応するためです。
  • 影響: もし103万円が例えば「110万円」や「120万円」に引き上がれば、学生アルバイトやパートの方が、年末に「103万円を超えないようにシフトを減らす」という調整(いわゆる働き控え)をしなくて済むようになります。

Summary

2026年4月のタイミングで確認すべきアクションは以下の通りです。

  1. パート・アルバイトの方: 4月更新の「雇用契約書」の想定年収を確認し、130万円(または106万円)の枠内に収まっているかチェックする。
  2. 高校生のお子様がいる方: 児童手当の受給口座や手続きに不備がないか再確認する(控除減への唯一の対抗策です)。
  3. 給与計算担当者: 2026年からの「扶養控除等申告書」の様式変更や、控除額の誤入力に注意する。
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